東京は京橋の南天子画廊にて、アーティスト岡崎乾二郎さんの個展が開催されています。 わたくし、行って参りました。ぶええっくしょい。ズルルッ・・・・。
 ふだんあまり絵画作品を見慣れていない方は、ぜひ、あわてず、じっくりとご覧になってみてください。(たとえば一点につき10分以上、とか。)一見乱雑そうに見えるタッチですが、一つのタッチから補助線を延長させてみると、様々なタッチに繋がっていくことがわかります。絵に入っていく手がかりが得られない時は、まずはそこから試してみてはいかがでしょうか。(音楽を聴く時のように、です。)
 岡崎乾二郎の個展についても展評を書こうと思っているのですが、時間をかけて書こうと思っております。書いている間(構想を練っている間)に個展が終わってしまうかも知れないので、まずは告知だけしておきます。
 「岡崎乾二郎*1の名前を書くたびに一日あたりのアクセス数が4〜5倍になる当すもも画報ではありますが、やはりここの読者には美術にあまり馴染みのない方もいらっしゃるはずですから、お知らせしておきます。岡崎乾二郎の作品は実物と写真でまったく色彩や質感が違いますから、ぜひ、実物をご覧になってみてください。


岡崎乾二郎
2008年10月14日(火)〜11月11日(土)
10:30am - 6:30pm(日祭休廊)
南天子画廊 →http://www.nantenshi.com/

*1:岡崎の「崎」は「大」ではなく「立(の下一本なし)」が正しいのだそうです。現在のネット環境では「崎」を使わざるを得ませんが。