東京は四谷のアート・ストゥディウムにて、以下のレクチャーが開催されるとのこと、友人からメールが送られてきたので、そのまま転載します。
 上崎千が採り上げる予定のエドワード・ルシェーは、ロザリンド・クラウスグリーンバーグ以降のメディウムの問題を考える時に重要となるであろうアーティストとしてその作品に言及していますが、日本ではほとんど知られていない(名前ぐらいは誰でも知っているけれども)アーティストです、これは必見ですね。(かく言う私は、仕事の都合で行けませんけど。)平倉圭は先頃、とてもとても優れたマティス論を発表した期待の作家・研究者・批評家。
 では以下、送られてきたメールを転載します。


Yotsuya Art Studiumのレクチャーシリーズ(10/21-11/30、全4回)の
おしらせです。


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|■News 1
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□批評(創造)の現在――1[10月21日]
講師=伊藤亜紗上崎千/柳澤田実

http://www.artstudium.org/news/2008/10/_1_1.htm

現在その先鋭な活動で注目を集める若手批評家・創作者が、各回3人でセッション形式のレクチャーを行なう「批評の現在シリーズ」。
第1回目は伊藤亜紗氏(パフォーマンス/文学研究)、上崎千氏(芸術学・批評・アーカイヴ理論)、柳澤田実氏(哲学・キリスト教思想)をお招きし、運動とその記述をめぐって以下のテーマでレクチャーを行なっていただきます。
芸術表現の根底にあるアポリア、ムーヴメントとドキュメントの一致の
不可能性と相補性が、様々な事例から考察される貴重なセッション。ぜひ奮ってご参加ください。
レクチャー後にはディスカッションを予定しています。


身振りの生態学:動きの意味、それってどういう意味?
――プリミティヴ・アートからパフォーマンスへ
柳澤田実

批評とパフォーマンスの交差点:PCM(偏執症的批評方法)について
――ダリとマリネッティ
伊藤亜紗

ペイヴメント:舗装道路と「印刷された問題(printed matter)」
――ルシェーの『Every Building on the Sunset Strip』を読む
Pavement on the Printed Matter
Edward Ruscha, Every Building on the Sunset Strip (1966)
上崎千


●今後の予定…………[受講受付中]
第2回|11月4日(火)|講師=池田剛介黒瀬陽平沢山遼
第3回|11月18日(火)|講師=千葉雅也/平倉圭福嶋亮大
第4回|11月30日(日)|講師=福永信/松井茂/水無田気流
第2回・第3回 18:30−21:30、第4回 17:00−20:00

講師プロフィールはこちらからご覧ください。
http://www.artstudium.org/kouza_theory.htm#critics

※シリーズ+関連企画シンポジウム申し込みで受講料割引あり。

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[申し込み方法]

お電話/ファックスで、または直接お申し込みください。
(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)

■日時 : 2008年10月21日(火)18:30−21:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
地図→ http://correlative.org/access/index.html
■受講料 : 2,000円(特別価格)
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所
東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム 事務室(校舎2F)
〒160-0004東京都新宿区四谷1-5
tel. 03-3351-0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300